着物のシミ!!隠せるかも!?
兵庫県に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出中ですが、弊店は通常通り営業しております。
弊店は路面店で、いつもドアを全開にしておりますので、換気対策はバッチリです。
入口にアルコールを置いておりますのでどうぞご利用ください。
なお、時間を短縮して午前9時~午後5時半ごろまでの営業とさせていただいております。(水曜定休)
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こんにちは~‼オダハラです!
本日は、お着物を着たり保管管理する時に悩みの種になるアレのお話しです。
着物のシミ
ん〜~、厄介ですねえ〜~
お店にも、よくお着物のしみ抜きが持ち込まれます。
シミは、新しいものだと取りやすいですが、古いものは綺麗に取れないことが多いです😢
特に、普段は仕舞いっぱなしの留袖や振袖・訪問着を出したら、『長襦袢や着物の裏地が茶色いシミだらけ😲💦』っていうことで、慌てて弊店に駆け込んで来られるお客様が多くいらっしゃいます。
そういった茶色いシミは生地そのものが変質していて綺麗に落ちないことがほとんどですので、
『どうせ表から見えないんで、そのまま着ちゃってください(*´▽`*)♪』
ってお返ししたり、丸洗いのみお受けしたり、半衿だけの付け替えを提案させていただく事が多いです。
(呉服屋ですので、もちろん仕立直しやお襦袢だけ新しいものに買い替えも出来ますよ♪)
着物の裏側であればそのまま我慢して着ることもできますが、
表のシミが取れない場合
困りますよね………
その場合は、上から『柄足し』をご提案させていただくこともできます。
小紋のシミの例です↓
青いシールの部分にシミがあります。
そして、シミ隠しの加工をした状態がこちらです↓
(着物の色が違って見えるのは撮影機器が違うからで、色は変えてません💦)
間違い探しみたいですね(笑)
お分かりになりましたか?
似た感じの黄色い花が描かれて、しみの大部分が隠れています。
写真で撮ると少し見えていますが、肉眼で見たらほぼ分からない状態です。
この加工でだいたい6000円くらいです。
いつもお願いしている悉皆(しっかい)業者さんにお見積もりをだして、業者さんからの提案でこのような加工になりました。
職人技ですねえ〜
お着物のしみ、ご予算に応じてお見積りさせていただきますので、何でもご相談くださいね!