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浴衣の衿問題について・スプレーのりでのアイロンがけについて

浴衣の季節ということで…当店にも浴衣をお求めのお客様がたくさんお見えになります。

お着付けのお客様も多くて、本日もおひとりお着付けさせていただきました(^^)

 

 

オダハラはネットや雑誌を読んで情報収集することが多いのですが、最近、よく話題として見かけるのが『浴衣の衿』について。

衿がシワシワでふにゃふにゃでヨレヨレだと、浴衣姿が綺麗に見えないですよね~

 

よく解決方法として提案されているのが、浴衣のかけ衿の縫い目を少しほどいて衿芯を差し込む方法。

本日お着付けのお客様も、衿芯をお持ちだったので衿芯を入れてお着付けさせていただきました。

とっても簡単に、衿が綺麗になりますよ~。

 

特に、撫松庵のポリエステル浴衣など、セオαという素材の浴衣は生地が柔らかくて衿がふにゃふにゃしやすいので、オダハラはポリエステルの浴衣をお買い求めのお客様には衿芯の使用をお勧めしています。

 

ちなみに浴衣に使う衿芯は、硬いものよりも、メッシュの柔らかいものの方かお勧めですよ。

 

当店の衿芯のラインナップはこんな感じ↓なのですが

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普段のお着物には一番下の硬いやつをお勧めしておりまして、これを浴衣に使っても全然大丈夫なんですけど(これのほうが綺麗に衣紋が抜けます)、個人的なお勧めは一番上の薄いやつです。

薄くて柔らかいほうが浴衣に差し込んでも身体にフィットしやすいので身体から浮かないし、ナチュラルに見えるのでお勧めです。

1本200円ほどで販売しておりますので、どうぞ姫之におこしやす。買いに来てね♡

 

 

…でもね…わたし個人としてはあんまり衿芯入れるの好きじゃないんですよ…

 

なんか衿芯入れると「衿芯入れてます感」が出て、シャキーンてなるというか…

 

まあ『好みの問題』で、シャキーンとして綺麗な襟元がいいという方もいらっしゃると思います。

 

でも、オダハラは上半身に肉が付いていない体型(要は下半身デヴ)なので、衿芯を入れると衿が浮きやすいんですよ。

胸元の肩甲骨の下あたりに補正をたくさん入れたら衿の浮きはだいたい解決するんですけど、夏場に補正をたくさんしたら暑いですやん?

 

暑いの嫌ですやん?

 

ということで、オダハラはあんまり衿芯入れません。

 

 

その代わり、どうするかというと、衿だけしっかりと糊付けしています。

衿芯を入れるよりもナチュラルな感じに仕上がります。

 

浴衣の洗濯について(リンク)の時に説明した通り、洗濯の時に糊付けしてもいいんですけど、私は最近は糊付けせずに洗っておりまして、糊なしで着用しておりまして、

 

衿だけキーピ〇グさん愛用しています。

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他のスプレー糊も使ったことがあるんですけど、高温だと焦げ付いたりして面倒なんです。

これは焦げ付きの心配がないのでお勧めです。

 

糊付けするときは、衿をアイロン台に↑のようにまっすぐ置いてアイロンをかけてください。

衿の表側からと裏側からと、少しスプレーしてはアイロンして、スプレーしてはアイロンを繰り返します。

だいたい5回くらい繰り返しますが、硬い方がいい場合はもっと繰り返すと良いでしょう。

 

あ、当て布してね♡

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(オダハラは洗濯して色落ちしなくなった手ぬぐいを当て布にしています)

 

糊をつける範囲は、背中心のあたりと、着た時に胸元にくるところあたりまでです。

特に背中心の左右20cmぐらいを何度も重ねて糊づけするといいですよ。

 

何度も重ね付けすると、スプレー糊がなかなか乾かなくなるので大変です。

アイロンをかけても乾かない場合は、持ち上げてパタパタと振ったり、アイロン台に平らに置いてそのまましばらく放置しておくしか無いです(^^;

 

 

アイロンをかけて、スプレー糊が8割がた乾いたら、ハンガーに干してしばらく置きます(着用する前日に糊付け作業するのがお勧めです)

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なんとなく、衣紋を抜いた感じでハンガーにかけて吊るします。

スプレー糊がまだ全然乾かない湿った状態で吊るすと、吊るしている間に衿が重力で下にふにゃんと下がって形が崩れ、その状態で糊が固まってしまうので、必ずぼぼ乾いてからハンガーに吊るしてください。

 

オダハラは、こんな感じで、衿だけ糊付けして着てます。

糊付け作業をした浴衣を着た状態がこちらです↓

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けっこうええ感じにきまってるでしょ?

 

衿だけ糊付け、けっこうおすすめの方法ですよ~!

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